小噺

受信:
1999-09-29
種類:
笑い話

古典的なチェーンメールといえましょう。内容はベタベタの小咄。下の方ではご丁寧にも出典が書かれてあったりする。で、これが“幸福のメールで”、“みんなに回してくれ”と。誰が回すかってんだ“鉄腕DASH”ネタには、ついつい誰かに送ってみたくなる、騙されたくなるモノが潜んでいるが、このメールにはそういうのが感じられない。チェーンメールも進化すべきなのだ(?)

こんにちは
いかがでしょうか?

[幸福のメール]
この文章は、東芝、NEC、富士通、松下等を
回って来たメールだそうです。
だれしも、このメールを仕事中に読んで、大笑いをして
周りの人に変に思われたとのことです。
このメールを受け取った人は、このメールを知人に出して、
回り回って、また、自分の所に戻ってくると、
めでたく幸福になれるという事で、
幸福のメールと呼ばれているそうです。

では、始まり、始まり...。
               <<<< 第 1 話 >>>>

●先日、ぼくが友達とファミコンをしていると 通りかかった母が、
 「おまえたちはいいねぇ、毎日がエブリデイで」と言った。
 母はいったいなにが、いいたかったのだろぅ・・・・。

●家族揃って夕食をとっているとき、何かの拍子に怒った父が、
 誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」と言おうとして、
 「誰のためにメシ食ってんだ!」と怒鳴った。
 私と姉は「自分のためだよ」と答えた。

●夫婦ゲンカのとき、父が母に「バカモノ!」と言うのを、
 間違って、「バケモノ!」と怒鳴ってしまった。
 ケンカはさらにひどくなった。

●うちの母は、頭が痛くなると氷でおでこを冷やします。
 先日も夜中にかなり痛みがひどくなり、暗闇の中を
 フラフラしながら台所へ。
 冷凍庫から、あらかじめビニール袋に入れてある氷を
 取り出して、おでこにのせて眠りました・・・。
 翌朝、目が覚めてみると、母の枕元には
 解凍されたイカが転がっていました。

●甘味屋さんで、母は田舎汁粉を、私は御膳汁粉を頼みました。
 店員さんが、田舎はどちらですか?」と聞いたら、
 母はとっさに、「はい、新潟です」と答えてしまいました。

●先日、父は、男にフラれて落ち込んでいた姉をなぐさめようとして、
 「おまえ、人間は顔じゃないぞ」と言うところを、
 「おまえの顔は人間じゃないぞ」と言ってしまった。

●妹が夕食にスパゲティを作ってくれることになりました。
 妹は、「今日はカルボナーラを作るね」と母に言っていました。
 夕方、私が外から帰ると母が、
 「もうすぐボラギノールができるってよ」
 と言いました。ソレって痔の薬じゃ‥‥‥?
      
●弟は、誰に似たのかとても勉強ができる。
 それで、高校1年生のとき、アメリカに留学することになった。
 そのとき、母は親戚や近所の人に、
 「うちの息子をアメリカにホームレスにやるんですよ」
 と言って、自慢して歩いていた。
 ホームステイとホームレスを間違えていたのである。

●うちの父は、沖縄に向かう飛行機の中でエラソーに、
 「沖縄は島全体が『さんしょううお』なんだぞ!」と言った。
 それを言うなら、サンゴ礁だろ!!

               <<<< 第 2 話 >>>>

●夕食後、テーブルの横でうたた寝をしていた父がうなされていたので、
 私は母と、「悪い夢でも見ているのかな?」と話していると、
 突然、「ライダー、助けてっ!」と父が叫んだ。
 ちなみに父は56歳です。

●うちの母がテレビを見ていると、
 美人のアナウンサーが出てきた。
 母は、「こんな人が嫁に来てくれるといいわ」と言って
 ニコニコしていたが、ウチの家族で男はお父さんしかいない。
 母は、いったい誰の嫁がほしいのだろうか・・・・・。

●お風呂に入っていた父が、突然、大声でわめきだしました。
 「大変、大変! どっかから鼻血が出てる!」
 いったい、父のどこから「鼻血」が出たのでしょうか・・・・?

●私の友達は仮免中に教官に
 「はい、この先の赤信号の交差点を右折して」といわれ、
 何の疑いも無く、信号が赤信号のままの交差点を右折した。

               <<<< 第 3 話 >>>>

●酔っ払って帰宅・オた夫は、そのまま居間に寝てしまった。
 重くてとても寝床まで運べない。
 「這(は)って行ってよ」と何度も声をかけたが、
 そのたびに夫は「ハッ! ハッ!ハッ!」と答えた。
(5.18朝日新聞)

●阪急電車の中、3歳位の男の子がおしっこをしたがっている様。
 子供「ママおしっこ」
 ママ「どうしてもっと早く言わへんのっ!」
 すると子供は何を考えたのか、早口で「ママッおしっこ」。
(2月号Lマガジン)

●大幅に遅れたバスにおじさんが乗り込みながら、
 「バスってえのは遅れた時は待たにゃならんが、
 客が遅れた時は1分だって待ってくれずに、
 ハイ、サヨナラだからな」と言った時、
 あとに続く乗客全員がうなずいた。
(2.11朝日新聞)

●某工場内の「おれがやらなきゃだれがやる」という看板が、
 「だれが」の「が」の点が削られ、
 「おれがやらなきゃだれかやる」になっていた。
 この会社の将来は…。
(10.27ぴあ:97秋第2位)

●友人は入社試験の面接で、あまりに緊張してしまい、
 「家業は何ですか」との質問に「かきくけこ!」と答えてしまい、
 家に帰るまで、何で「カ行」を尋ねられたか分からなかサうだ。
(11.23俣ケ新聞)

●一人息子がちゃんと留守番できているかどうか、
 公衆電話から他人のふりをして家に電話してみた。
 「もしもし、お母さんいる?」息子「いらない」。
(3.17北海道新聞:96春第2位)

●電話で書店に本を注文した時のこと。
住所と氏名を聞かれたので、
名前の「和英」を和は「ヘイワのワ」、
英を「エイゴのエイ」と答えた。
後日送られてきた郵便物の宛て名は「和A様」となっていた。
(95.6.11毎日新聞:95夏第2位)

●「水戸黄門外伝・かげろう忍法帖」の最終回で、
 事件がすべて解決し故郷へ戻ることになった
 由美かおるたちは、喜びのあまり「ヤッホー」を連発していた。
 でもそれってもしかしてドイツ語じゃ…。
 (ちなみにあの「水戸黄門」には、格さんが
  「おいハチ、ファイト!」と言ってしまった前科があるらしい。)
(95.10.3ぴあ:95秋第3位)

●国語のテスト前に問題を出し合っていた中学生の長男と次男。
 長男の「擬音語にはどんなものがあるか」との問いに、
 次男は「そうどすえ」と答えていた。
(9.21朝日新聞)

●新鮮なお魚を「死にたてピチピチ」と言う私を、
 母はとても嫌がる。だって本当のことじゃないの。
(9.29ぴあ)

●理髪店で中学生が「少し長めにして下さい」と頼むと、
 ご主人が「耳はどうしますか」と聞き返した。
 中学生は少し考えていわく「切らないで下さい」。
(10.5週刊読売)

●おはようからおやすみまで暮らしを見つめる = ストーカー。
(6.29週刊読売)

●父が入院することになって、
 病院に予約を入れて自宅で待機していたら、
 思わぬ早さで連絡が来て、「明日から入院して下さい」。
 突然のことで、心の準備が出来ていなかった父は、
 思わず「今、ちょっと体の具合が悪いので、
 少し延ばしてもらえませんかと言ってしまった。
 病院も何の疑問を持たず父の要望を受け入れた。
(6.15週刊読売)

●「JUNKO」というデザイナーのネーム入りトイレマットを
 敷いた日、夫は「J」の文字を踏んでいたらしく、
 トイレをでるなり、「あのマットはなんだ」とのたもうた。
(1.18朝日新聞)

●結婚した教え子から年賀状が来た。
 「性が変わりました」と書いてあった。
(2.8朝日新聞)

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そして、幸せをわけあたえるのだ。